近年、保育の仕事で人気を集めているのが企業内保育所での勤務です。
これは、企業のオフィスや工場などに託児スペースを設け、従業員の子供を預かるというものです。
認可外施設が多いので、公的資格を持たない派遣社員でも就労しやすいのが特徴です。
ただ、子供の世話をするという点は変わらないので、基本的な業務内容は通常の保育施設と同じです。
では、どこが違うかというと、通常の施設では保育の他に事務仕事や保護者との折衝などを担当することが珍しくないのに比べて、企業内保育所では子供の面倒を見るという本来業務にのみ専念できるという点です。
雑務はその企業の総務部門などが担当します。
また、就業時間もそのオフィスや工場の通常勤務に合わせるので、残業が少ないという側面もあります。